生徒会の性奴隷

◆登場人物◆

・水無月さゆり

本作の主人公の少女。

不真面目で勉強が疎かな為に学年最下位という烙印を押される。

セミロングの明るい雰囲気が特徴。

 

・白椿つばめ

白椿女学院の生徒会長。

学院創立者の孫娘。全てにおいて完璧にこなす超人。

一度も染めた事のない黒髪ロングが特徴。

そんな完璧な彼女だが、一つ隠しがたい趣向があったのだ。

 

「っあ……はぁ、これ以上は……ゆ、許して下さ……んんっ……あぁっ……」

 蝋燭だけが灯りとなった、薄暗い部屋で一人の女子生徒が喘ぐ。

 女子生徒は制服のまま、視界を遮られ、手首を拘束された状態で吊るされている。そして女子生徒の股からは淫らな愛液が太ももを滴っている。少女の内股には桃色の形をしたおもちゃが捻じ込まれ、それが小刻みに震え、快楽を与える。視界と身動きを封じられた状態での快楽はより一層興奮を掻きたて、普段の自慰行為とは違い、止め処ない快楽が少女に押し寄せる。

「あぁっ……と、止めて下さい……んんっぁ……これ以上されたら私、おかしくっ……なって……」

 少女はガクガクと体を震わせ、絶え間ない快感に止めて欲しいとせがむ。しかし、せがむ先にいる女子生徒は豪華な椅子に座り、ただ紅茶を優雅に飲んでいるだけであった。

 

 白椿女学院、それは女性が女性らしく、清く正しい女性になる為の学院。

 しかし、その学院には隠された規則が存在したのだった。

白椿女学院は人里から離れた場所にある訳でもなく、お嬢様学院でもなければいわば普通の学院である。しかし、女性らしくをモットーとするこの学院ではいかに女性らしさを極めるかが重要視されているのであった。例えば料理、例えば服装などより色々な部門においての女性らしさが部活動として日々努力されていた。

 

                                 

 

「学年……最下位……」

 私こと水無月さゆりは今までで過去最大の危機に迫られている。それは第一期期末テストで最下位を取った者には厳しい罰を与えられるという噂があり、何とそれを私が取ってしまったからだ。

「あぁー……どうしよう……」

 現時点では目の前に学年最下位と書かれた成績表があるだけで何か変化がある訳ではないけれど、いつどんな罰があるかただ怯えるしかなかった。

 しかし、気が付けば放課後になり、誰かに呼び止められる訳でも、呼び出しがある訳でも無く、何事もなく一日が過ぎそうな頃。

 噂は噂でしかなかったと少し安心しようとしていたその時、それは下校しようと自分の下駄箱を空けた時に見付けてしまった。

 下駄箱の靴の上には一つの招待状のような封筒が置かれていて、黒い長方形の封筒に羽の形をしたシールが貼られていて、それはまるでお茶会の招待状のような見た目をしているもの。しかし、タイミング的にも今置かれている立場的にもラブレターではないということはハッキリと分かり、それがあの噂だと思うと手が震えてしまう。

「嘘でしょ……」

 私はこの先どんな厳しい罰があるのかと思うとこんな学院に入らなければと思いつつも、封筒の封を開けると、そこには『生徒会室にてお待ちしております。』の一言だけ書いてあったので、私は行きたくない気持ちを押し殺して生徒会室へ向かった。

 

                     

 

 生徒会室は普段授業を受ける教室から離れた別校舎にあり、そこは本来は文化部で使用されるはずの部室がいくつかある部室校舎にあたる場所のはずのところだけれど、今はどの部室も使われておらず、もはや生徒会校舎となっている場所だ。つまるところ、生徒会校舎な訳だ。つまり、目の前にある扉を開ければそこは生徒会室も同然ということで、私は息を飲む。

「はぁぁ……めっちゃ緊張してきた……はぁ……よし……行くぞ……」

 私は震える手で玄関の扉を開くと、そこには普段使う校舎とは違い、赤いカーテンや綺麗に磨かれた窓など使い古された授業校舎とは違い、少し豪華な雰囲気を感じた。思わず私は辺りをキョロキョロと見回してしまう。

「し、失礼しまーす……」

 誰もいない玄関で私は挨拶をするけれど、人気はなく私の声が反響する。

(とりあえず生徒会室に行けばいいんだよね……)

 私は挙動不審になりながらも足を進め、生徒会室へと向かっていく。普段の授業校舎なら何人もすれ違うはずが、ここでは人気を感じず、まるでお化け屋敷にでも来たかのような感覚に陥り、本当に生徒会校舎なのかと疑心暗鬼になってしまう。

(何だか少し不気味な感じがする……)

 色々と考えているうちにとうとう生徒会室の目の前に辿り着いた私は、いよいよかと思うとまるで死を覚悟したかのような気持ちになってくる。

(もうここまで来たら後はもうどうにでもなれ……)

 とうとう私は投げやりになりつつ、生徒会室の扉もとい地獄の扉を開けた。

 そこには入学式で挨拶をした生徒会長が奥の机で座り紅茶を飲んでいた。生徒会長は長く一度も染めた事がない様な綺麗な黒長髪で思わず誰しもが憧れてしまう、そんな撫子的存在。その撫子が今目の前にいるのだ。

「あら、ちゃんと来たのね。ようこそ、生徒会室へ学年最下位さん」

 生徒会長は憎たらしくも満面な笑顔で私を出迎えた。

「えっと……水無月さゆり、です……」

 私はぎこちなく挨拶をすると、生徒会長は当然のように知っているわ、と返答した。それもそのはず。この生徒会長が私を呼んだのだから。

「私の名前は白椿つばめ、ここの生徒会長を務めているわ」

 この学院の名前と同じ苗字を持つつばめ生徒会長は、その名に相応しいほど凛々しくて、他の生徒とは生きている世界が違うほど見とれてしまう美人だった。思わず私はそっちの気はないはずなのに見とれてしまいそうになる。

「早速で悪いけど、学年最下位というお馬鹿で、どうしようもない貴女には本来ならこの学院に相応しくないとして、即刻退学、といいたいところだけれど、私の罰を受けるということで許してあげることにしているの。だから恨むなら己の未熟さを恨むことね」

 そうつばめ生徒会長は言い終わると同時に私の視界は真っ暗になった。視界が暗くなる瞬間、後ろに誰かいた気がするけれど私は気付かないまま目隠しをされてしまったのだ。

「え、ちょっと、待って下さい……! これは一体どういう……」

 私はあまりの出来事に不安と恐怖が込み上げ動揺してしまう。そして次の瞬間、何かを飲まされ、私の意識は遠のいた。

 目が覚めると、目の前は真っ暗で目隠しをされたままで、先ほどの出来事が私の夢でない事が一番初めに理解した。次に理解したのが私の手首は拘束され、両手を上げた状態にされているということ。足は床に付いているものの、腕を拘束されているだけでこうも不自由になるのかと思うほど身動きが取れない。そして最後にここは先ほどいた生徒会室ではなく、空気や匂いから察するに人気のない地下のような場所だということだった。

「あら、ごきげんよう。おめざめかしら。さゆりさん?」

 視界は遮られてはいるものの、先ほど聞いたつばめ生徒会長の声が聞こえた。ひょっとして私はこれから拷問されるのではと思うと一気に血の気が引いてしまう。

「あ、あの……私はこれから何をされてしまうんですか……」

 私は怯えながらつばめ生徒会長に問いかけた。

「ふふ、そんなに怖がらないで。決して痛い思いはさせないから」

 つばめ生徒会長のその一言だけで目隠し、手錠をされているにも関わらず安堵してしまう。

「……今からするのは気持ちの良い事だから」

 つばめ生徒会長はそう言うとゆっくり椅子に座っていたのか立ち上がる音が聞こえ、私に近付いてくる。ゆっくりと床を歩くコツコツとした靴音が私に近付いてくる。そして私のすぐ目の前まで来たであろう場所で立ち止まると、私の頬に触れた。

「ふふ。こんなに怯えちゃって……まるで子猫のようね」

 つばめ生徒会長は艶やかな声で私の耳元で囁く。吐息が私の耳に辺り、少しぞわぞわしてしまうのが分かる。

 そして、頬に触れていた手はゆっくりと鎖骨、胸元腰とゆっくりと撫で回すと、股のところへ近付いた瞬間、手が離れた。

 そこで私はようやくこれからされるであろう事を理解する。私、これからつばめ生徒会長に犯されてしまう……。

 何がどうしてこうなって私はこんな状況に? 色々と私の理解が追いつかず、いち早く私はここを逃げたいと説に思うけれど、この状況ではどうすることも出来ない。

 つばめ生徒会長は何やらゴソゴソとポケットから何かを取り出すと、私のスカートの中に右手を潜り込ませ、ショーツに触れる。ショーツに触れたつばめ生徒会長の手は若干冷たく、ひんやりとした。そして手とは別に丸みを帯びたプラスチックの塊が私の股に触れる。

 あぁ、もう駄目……逃げられないと私は思った。そしてつばめ先輩はショーツを下ろす事なくショーツの中へと手を潜り込ませると、手に持っていた丸みを帯びたおもちゃを私の恥ずかしい部分へと押し込んだ。

「っぁ……」

 思わず私は桃色の声を上げてしまう。つばめ生徒会長はお構いなしにグリグリと私の秘部におもちゃを奥へと入れ込み、おもちゃの全体が私の中へと入っていく。そして、そのおもちゃが簡単に取り外れないようにと、手馴れた手つきで紐のようなもので私の内股と腰を亀甲縛りのように固定する。紐が自分の恥ずかしい部分にショーツ越しに食い込む。

 私の股に取り付けられたおもちゃは電線が付いておらず、便利な事にリモコン式になっているようだ。つばめ生徒会長は取り付け完了と言わんばかりに手を払うとツカツカと先ほど座っていた場所に離れていく。

「さてと、それじゃ、開始するわね」

 つばめ生徒会長がそう言うと、私の股下で埋まっているものが小刻みに震える。

「っぅ……あっ……」

 最初は緩やかにということか、小さく震えるだけで今はまだ少しムズムズする程度だけれど、それ以上に人前でこんな状況に出くわしたことが無い為に恥ずかしさに悶えてしまう。

「それじゃ、まずは自己紹介をお願いしようかしら」

 そういうプレイの一環なのか、スイッチを入れられた状態で会話を求められた。

「んっ……ぁ、えっと、水無月さゆ……り、んんっ……です」

 辱めを受けながらの会話は非常に難しく、ところどころで感じてしまい、まともに喋ることが出来ない。

「学年と身長、体重とバストサイズを教えて頂こうかしら」

「んんっ……え、えっと身長は157セン……んっぁ……チで、体重は多分45キ……ロくらいで、バストはCカップくら……ぃです……」

 単純な自己紹介ですら上手く喋れない自分に何だか恥ずかしさを感じ顔がみるみる赤くなってしまう。

「それじゃ、もう少しレベル上げてみようかしら、今井。」

 つばめ生徒会長は一度、おもちゃの動きを止め、もう一人の役員だろうか、の名前を呼ぶ。すると遠くの方から何者かが近付く感覚がした。自分の目の前に辿りつくと、ふわりとつばめ生徒会長とは違う女性の香りを感じ、この人も女性なのだと理解するが、羞恥心は無いのかと思うほど無口に私のブレザーの上着のボタンへ触れた。

 その今井と呼ばれる女性は手馴れた手つきで私のブレザーのボタンを取り外し、次にワイシャツのボタンを手際よく取り外していく。そして何を頼まれたのか完璧に理解しているかのように旨を隠す下着を上にずらすと、私の胸があらわになる。そして、今井さんはカバンから何かをガサゴソと取り出すとそれを私の胸の先端へと押し当てた。

「ひゃっ……んんっ……」

押し当てられたものは丸いプラスチックで、行為を始める最初に私の中に押し込まれたものと同じものだった。少し小型ではあったけれど、何よりそれ以上にそのおもちゃはヌルヌルと何かを塗られていたのだった。そして両胸の先端にそれを押し当てると胸の下着を元に戻す。下着が見事におもちゃを固定していて尚且つヌルヌルとしたものが若干体を伝ってきている。

 それを気にせず今井さんは私に制服を再び着せ始める。ボタンを丁寧にも全て元通りにし、これで完了したのかと思いきや、今井さんはそれだけではまだ手が止まらず、あろうことか私のおもちゃが仕込まれた股下へとヌルヌルとした液体を垂らし始めた。

「えっ……ちょっと……」

 みるみるうちに私の下着はその液体で湿らされ、更に縛られた秘部がぬるぬるとヌメり気を増し、少し動いただけで物凄い快感が押し寄せてくることが分かる。

(えっ……ちょっと、これマズいかも……)

 そして今井さんは全て完了すると元の定位置へと戻っていく。

「それじゃ続き始めましょうか」

 そう言うと再びスイッチをつばめ生徒会長が入れる。

「……っん! あっ……あっ……ちょっと……だめ……」

 今度の振動の強さは先ほどよりも強く、胸に取り付けられたものも同時に動く。更に蕾の部分や胸の先端もぬるぬるな感覚と振動で余計に感度が増してしまっている。

「んんっ……あぁっ……い、いやぁ……んぁっ……」

 股下の私の蕾もぬるぬると全体を包み込み、押し寄せる快楽に身を動かしてしまう度に食い込んでくる。少しでも快楽を少なくしようとガチャガチャと手首を動かし、身をくねらせても余計に胸や股下などの感度を高めるばかりで、自分ではどうすることも出来ない。

「ふふっ……ちょっと取り付けただけで効果絶大ね」

 つばめ生徒会長は喘ぐ私を見て喜びの声を上げる。私からでは視界を遮られている為、どんな表情をしているか分からないけれど、きっとサディスト的な笑顔をしているのだと思う。

「それじゃ、珈琲と紅茶、どちらがお好きかしら?」

 私的には自己紹介なんて全く出来ず、押し寄せる快感に頭が真っ白になってしまう。

「んあぁ……はぁ、あぁっ……あっ……」

「困ったわね、もう質問に答えてくれないわ。ほら答えないともっと振動を強くしちゃうわよ?」

 つばめ生徒会長は私がそれどころじゃない状態にも関わらず追い討ちをかける。そして、宣言通りに振動が更に強さを増し、私の体に刺激を与える。

「んぁぁっ……こ、紅茶です! こ、答えた、ので、これ以上は……あぁっ……」

 既に私の体は全身性感帯になってしまい、足はガクガクと震えてしまい、腕が拘束されていなければ座ってしまうほど感じてしまっている。

「貴女って案外弱い子なのね」

 そうつばめ生徒会長は言うと、スイッチを弱めると思いきや、一気に強い方面へとスイッチを切り替えた。

「あぁぁぁっ! だ、駄目……そんなに強くされたら私……! あぁああ!」

「あら、入れるスイッチを間違えてしまったわ」

 つばめ生徒会長はわざとらしくクスクスと笑う。私はあまりの強さに全身が麻痺するかのような感覚に陥り、一気に絶頂を迎えてしまう。

「あぁっ……うぅ……」

 体はビクビクと振るえ、股下からは愛液とぬるぬるとした液体が混ざったものが垂れ流れ、私の太ももを伝いハイソックスまでを濡らす。つばめ生徒会長は私が絶頂に達したのを理解したのか、一時的にスイッチを切った。

「あらあら。もうイってしまったの? 私はまだ満足していないわよ?」

 私の体はぐったりとしてしまっているにも関わらず、つばめ生徒会長はまだ続けようとしている。私はこれ以上は無理と言おうとするが、全身に麻酔がかかっているような感覚の為、声を発する事が出来ない。

「それじゃ、もう少しだけ付き合ってもらうわよ」

 つばめ生徒会長はそう言うと、しゅるりとと何かを脱ぐ衣擦れの音を鳴らした。私が一方的に責められていたのに対して、つばめ生徒会長もそういう事をするのかと思うと胸の鼓動が大きく脈打つ。そして、コツコツと再びつばめ生徒会長が私の元に近付く。つばめ性とかいとょうは私のすぐ目の前で立ち止まると、完全に濡れきってしまった私のショーツへと手を伸ばし、私の股下を縛っていた紐を解く。そして、そのままつばめ生徒会長は濡れた私の秘部へと手を伸ばし、蕾に触れると奥に捻じ込まれたおもちゃを取り外した。

 みるみると綺麗だったはずのつばめ生徒会長の手がぬるぬると淫らな粘液で汚していく。私はつばめ生徒会長の細く、滑らかな肌を汚してしまう事に罪悪感を感じてしまう。

「ふふ、そんなに強張らないで良いのよ」

 つばめ生徒会長もさすがに高揚しているのか、息遣いが荒く耳元で囁く声に熱を感じた。

 おもちゃを取り外し終えると、つばめ生徒会長は私の首筋を突然舐め始めた。

「んんっ……」

 先ほどから性感帯を常に刺激されていた今の私はどこを触れられても感じてしまうほど敏感に反応してしまう。つばめ生徒会長の滑らかな舌が触手のように私の首筋を這うと、私はビクビクと体を震わせる。

「ふふ、貴女って本当に可愛い反応をするのね。している私も興奮してきちゃうわ」

 つばめ生徒会長の声にも熱が入り、とうとう私の蕾へと指を差し込んだ。ぬるりとした感覚が私の中に入っていくのが分かる。プラスチックのような無機物と違い、熱を持ったそれは余計につばめ生徒会長の指なんだと意識してしまう。

「んんっ……うぅっ……」

 つばめ生徒会長の指はねちょねちょと卑しい音を立てながらも私の中を掻き回す。

「聞こえるかしら……この嫌らしい音……貴女のここから聞こえているのよ?」

 つばめ生徒会長は耳元で囁く。私はされるがまま快楽に身を委ねる事しか出来ない。そして、つばめ生徒会長はゆっくりとした指の動きをだんだんと早める。

「んんっ……あぁっ……」

 愛液と粘液は混ざり合い、潤滑油のように滑らかに私の膣内を掻き乱していく。だんだんと早めるつばめ生徒会長の指は私を快楽へと導いてゆき、私は体を揺らす。

「あぁっ! だ、駄目です……そんなに激しいとまた私……んんっ……」

 つばめ生徒会長は手馴れた手つきで指を動かし、とうとう私は二度目の絶頂に近付く。

「あぁっ……わ、私……また……んんっ……あぁぁぁっ……!」

 私は快感に導かれるまま体をまた震わせ絶頂を迎える。つばめ生徒会長の指は絶頂を迎える私の中を堪能するかのように入れたまま動きを止めた。

「ふふ、またイってしまったのかしら? それじゃあ、今日はこれくらいで許してあげようかしらね」

 つばめ生徒会長はゆっくりと私の蜜を掻き集めながら秘部から手を引き抜く。ぬるりとした感覚がつばめ生徒会長の指に絡みついているのが分かる。

 そうして生徒会長の性的な罰を受け終えた私はようやく解放されたのだった。その後は手馴れた手つきで今井さんが再びやって来ると、胸に取り付けられたおもちゃや手首の手錠を取り外し、開放してくれた。

 ようやく視界に色が付き、体の自由が元に戻る。やはり、今いる場所は地下だったようで薄暗い部屋に蝋燭の光だけが辺りを照らしていた。

 私は体の力が一気に抜け、その場に座り込んでしまう。足元は靴までもがぬるぬると愛液と粘液が混ざったもので濡らしてしまっていた。

「今日はこの辺で返してあげるわ。また時々こうして楽しみましょう?」

 目の前の豪華な椅子に腰掛けるつばめ生徒会長は怪しい地下室という場所でも優雅に佇む。

「改めて。ようこそ、学年最下位の水無月さゆりさん。そして生徒会長直属の性欲解消役員の任命、おめでとう」

 こうして私は生徒会の役員の一員になり、生徒会長の性欲処理の役員として働くことになってしまったのだった。

 そして、最悪なことにその後は少し体を拭く程度でぬるぬるとしたままの下着で帰らされることとなったのだった。寮生活であり、一人部屋だということが唯一の救いだったが、スカートの下は淫らな状態に他の寮生に気付かれてしまうのではと思うと、恥ずかしさで死んでしまうのではと思いながらも帰宅を余儀なくされる私であった。

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